KPMGあずさサステナビリティ

Global Reporting Initiative (GRI)が、サステナビリティレポーティングガイドライン(GRIガイドライン)の次世代版であるG4ガイドラインに関するパブリックコメントの募集を開始

2011.9

G4ガイドラインとは?

GRIは、2011年3月にG3ガイドラインの改定版であるG3.1を公表しましたが、次世代版のガイドラインであるG4ガイドラインへの改定作業も始まっており、最初のドラフトが2012年後半に取りまとめられ、2013年5月に正式なG4ガイドラインとして公表される見込みです。

GRIガイドラインは、より多くのステークホルダーの意見やニーズを反映させることを特徴のひとつとしており、これまでにも数多くのワーキンググループによる検討などを重ねてきましたが、今回、より幅広いステークホルダーからの意見やニーズを改定作業にインプットするため、パブリックコメントが行われます。

G4ガイドラインに関するパブリックコメントの募集が始まりました

G4ガイドラインに関する初回のパブリックコメントの募集が、オンライン上で開始されました。期間は90日間で、2011年11月24日が締め切りとなっています。

この調査は、以下のような事項について本質的なフィードバックを得ることを目的としています。

  • サステナビリティレポートの発行の目的
  • 将来におけるレポートのフォーマット(制度開示書類、サステナビリティレポート、統合報告、ウェブベースの開示など)
  • サステナビリティレポートにおける最低限の記載内容
  • G4ガイドラインで追加されるべき新しいトピックス
  • G3ガイドラインやG3.1ガイドラインに対するフィードバック(要改善点等)

集められたコメントは公式記録と見なされ、集計された形で公表されます。回答者の名前は公表されますが、個別のコメントとはリンクしないように配慮されます。いったんパブリックコメントの期間が終了したら、GRIが内容を分析し、大まかなテーマを特定した上でコメントの内容を公開する予定です。

2010年11月のニューズレター※1でもお知らせしたように、G4ガイドラインは、国際統合報告委員会(IIRC)が開発している統合報告の枠組における、環境、社会及びガバナンス(ESG)の側面の開示情報の基礎となるものとして位置付けられており、今後の企業報告に大きな影響を与えるガイドラインであると言えます。パブリックコメントを通じ、G4ガイドラインへの改定作業に関与してみてはいかがでしょうか。

G4ガイドラインに対するパブリックコメントの方法等に関しては以下をご参照ください。
http://www.globalreporting.org/CurrentPriorities/G4Developments/GetInvolved/GetInvolved.htm

※1
「GRIガイドラインの改定作業の開始
http://sus.kpmg.or.jp/knowledge/newsletter/201011.html